還暦サーバー奮戦記

   
なぜ自宅サーバー?
 「容量制限のため、思い通りのホームページが作れない」というのが最大で
 唯一の理由です。回線スピードが遅かった時代は写真や音楽をふんだんに使
 うことははじめからあきらめていたのでプロバイダーが提供する容量はあま
 り制約事項にならなかったのですが、ADSL環境になって表示スピードが
 向上すると写真や動画、音声を使ったコンテンツを作ってみたくなります。
 そうなると25Mという容量制限が、がぜん制約条件になってしまいます。
必要な知識〔何がわかっていなければならないのか〕鯖ってなんだ???
 そんな訳で、よし、自前のサーバーを作ろうと思い立ちました。
 サーバーを立てるために何が必要なのか、皆目わからないという状態からス
 タート!
 先ず本屋に行き、初心者向きのやさしそうな本を探しましたが歯が立ちません。
 私はヤフーを利用しているのですが使っている「トリオモデム」がどんな働き
 をするのか?IPアドレスは固定されているように見えるがどう扱えば良いの
 か?このモデムはブリッジタイプとなっているがルーターは必要なのか?
 ダイナミックDNSサービスの登録情報をどう処理すれば良いのか?などなど
 雲をつかむような話で頭が混乱しました。会社のシステム部の詳しそうな連中
 に聞いても「ヤフーはやめたほうがよい」とか「やったことがないから分から
 ない」といった答えでどうにもなりません。
 高校時代のメーリングリストに「教えて」と投稿したところ、親切な後輩がい
 て参考書やHPを紹介してくれました。同窓会後輩の忠告に書かれている
 「新The UNIX Super text」という本を紀伊国屋で見つけましたが分厚い本で、
 上下2冊、そのほか紹介された本も読んで理解しようとすれば半年以上はかか
 るのではと感じました。そのほかの忠告にもやめておいたほうが身のためとい
 う論調が多く、結局は自力で理解する以外方法がないことを確認しました。
 アドバイスしてくれた殆どの人がWINDOWSは危ないからユニックスにしなさいと
 言ってくれました。
 私が敢えてWINDOWSにしたのはパソコンを始めて以来馴染みのあるOSはこれし
 かないからです。それに危ないという人の大部分は自分ではWINDOWSでのサーバ
 構築を実際には経験していないのではないかと思えたからです。
 本当に1週間でメタメタにやられたらすぐ撤退しよう、WINDOWSは言われるほど
 脆弱なのかこの身で確かめようと決心した次第です。
 WINDOWSが脆弱と言われるのはWINDOWSそのものの問題より使っている人が圧倒
 的に多い。そのまた大多数がセキュリティなどには無関心・無知という状況に
 よる面が大きいと思います。またクラッカーが影響の大きいOSを狙うという
 面もあるでしょう。
 *参考:DNSとは
          ダイナミックDNSサービスとは

参考書と参考にしたホームページ
 参考書    「自宅パソコンをWebサーバーにする」 技術評論社
        「安全 自宅サーバー活用ガイドブック」 翔泳社
        「自宅サーバーfor Windows XP」     潟宴gルズ
 ホームページ 「鷹の巣」の自宅サーバー」
                「自宅サーバーで行こう - Windows XP & ADSL編」
                「自宅サーバーを立ち上げるぞ大作戦」
                「自宅サーバプロジェクト」
                YBB自宅鯖構築への道のり
                自宅サーバー構築
                自宅にサーバーを構築して公開してみよう

我が家の環境


長男が独立したので念願のマイルームができました。
最近はずーっとここに引きこもっています。


@Dell Dimension 8300 Pentium4 2.86GHZ 512MB RAM
  OS: Windows XP Home Edition Ver.2002 SP1
  これをメイン機として使っています。
 テレビやDVDも楽しめ、音楽を聴きながらホームページ
 を作ったり本を読んだりして楽しんでいます。
 
ASony VIO PCGU1 Crusoe Processor 860MHZ 240MB RAM
  OS: Windows XP Home Edition
 中古品を衝動買いしましたが、キーボードが小さく使いにく
 いのでこれをサーバーに転用しました。


BSotec PC STATION Mseries Pentium3 701MHZ 256MB RAM
 XPに対応していないマシンに無理やりXPホームエディ
 ションをインストールして使っていたもの。
 現在、サーバーのバックアップ用に使用。通常は電源コー
 ドを抜いて休止。
Cスキャナー
 CanoScan N676U/N1240U
 以前のスキャナーに比べると解像度もスピードも格段に良く
 なりました。この後方にヤフーのトリオモデムがあります。

  
Dプリンター
 Canon BJS700
 両面印刷や、葉書のふちなし印刷もできますが最近のプリン
 ターは多機能になっており今やかなり見劣りがしてきました。

  
Eルーター
 マイクロ総合研究所 NetGenesis SuperOPT100
 ヤマハにすべしとの忠告があったのですが高価すぎるので店員
 の勧めでこれにしました。
 設定は思ったより楽でした。
Fモニター
  Sharp LL-T19D1 19インチTFTカラー液晶
 ワンタッチでDellとSonyに切り替わります。
 キーボードとマウスは、USBを差し替えることで
 共用できるようにしています。
  
Gデジカメ
 Sanyo DSC-J1 Xacti
 音声付の動画も撮れる優れものです。
 PCカメラとしても使えますがまだ活用したことはありません。
 サンヨーはデジカメの隠れたトップメーカーです。

HICレコーダー
 Sanyo ICR-B90RM
 USBに直接接続でき、パソコンの外部記憶としても
 使えます。(128M)
 ステレオ録音でなくても結構きれいな音で録音できま
 す。(MP3)
 日常ではこれにCDからMP3に落とした音楽をいれ通勤
 電車で楽しんでいます。
 CDプレイヤーよりはるかに沢山の音楽を記録でき、
 英会話の教材も入れることができます。
   G  H
ドメイン名登録
 先ずは自分の名前のついたシンプルなドメイン名をとろうと思い、インター
 ネットで登録できるドメイン名と料金を調べました。
 さすがにyoshida.comは駄目でしたがそれにKを付けただけのyoshidak.comは
 登録可能だったので、サーバーを立てられるのかもわからないまま即申し込ん
 でしまいました。
 ドメイン登録業者はNTTPC Communicationsの「名づけてねっと」です。
 .comは通常商用に使われるのだそうですが一番なじみもあり、登録料も安いの
 で迷わずyoshidak.comが誕生しました。
 独自ドメイン名にしたのは
 ASAHIネットのhttp://www.asahi-net.or.jp/~im7k-ysd/や、ヤフーgeocitiesの
 http://www.geocities.jp/corge_yoshida/が長い上に~や_が煩わしいと常々感じ
 ていたので、月々300円弱の費用をかけることにしました。
 ダイナミックDNSの費用を加えると月々600円弱となります。
対応ドメイン 料金プラン 初期費用 契約期間料金
.com
.net
.org
.biz
.info
1年プラン
(契約期間1年)
無料 <2,100円> 3,780円 <4,620円>
2年プラン
(契約期間2年)
無料 <2,100円> 7,350円 <8,190円>
3年プラン
(契約期間3年)
無料<2,100円> 10,290円 <11,130円>
5年プラン
(契約期間5年)
無料 <2,100円> 15,750円 <16,590円>
.jp(汎用JP) 1年プラン
(契約期間1年)
無料 <2,100円> 7,560円 <8,400円>
属性・地域型JP 1年プラン
(契約期間1年)
無料 <無料> 11,760円 <12,600円>
ドメイン登録情報の公開
ドメイン名を登録すると名前、住所、電話番号などを公開する必要があることも初
めて知りました。
これは、「インターネット上の資源は公共のものとして取り扱われ、割り当てを受
けた、また登録を行った組織や個人に関する情報は、データベース化してオンライ
ンで公開されることが、国際的にコンセンサスを得られている。」からだそうです。
公開される情報は各国の NICの独自の判断で決められています。
それらの情報がWhoisを通して提供されるのです。  
ダイナミックDNSサービス設定
通常、各プロバイダーはユーザーに対し固定IPアドレスを与えず接続のつど適当
なアドレスを付与するとのことですが「あなたの情報(確認くん) 」で調べてみる
とヤフーでは電源をON、OFFしてもIPアドレスは2ヶ月間変わっていません。
この結果から見るとダイナミックDNSサービスは不必要ではないかと思ったのですが
どこにも不必要とは書いてないので「JSPEED」に申し込みました。
またヤフーから付与されるIPアドレスが変わったとき、自動的にJSPEEDに
反映させるため「DICE」というソフトも導入しました。
このあたりの仕組みも中々理解しづらいところですが、その都度インターネットで
検索し設定することができました。
ポリシー
安全第一、必要でない機能は使わない。
当面まだよく理解できていないメールサーバーやFTPサーバーの機能も使わない。
セキュリティーソフト、Windows Updateのチェックを毎日行う、もしクラッカーに
やられたらすぐ閉鎖する。 
設定方法
プロバイダーや接続条件、サーバーのOS、サーバーソフト、ルーターなどで微妙
に設定値が異なるので、自分の環境に合った設定値にたどり着くまでには試行錯誤
の連続でかなり苦労しました。
最初はやみ雲に設定値を変えて試してみましたが、頭がこんがらがってしまい中々
うまくいきません。そこで、ノートに設定条件を記録しながら行うようにした結果
意外にすんなり成功しました。